いつもお世話になります。ようやく夏らしくなってきた今日この頃ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?今回のブログを担当させて頂きます、
グローベン株式会社 企画・開発部の片岡と申します。
5月にイギリスで開催され、当社も出展協力した
世界的なガーデニングの祭典であるチェルシー・フラワー・ショーに出展した模様と
ブース内で採用された当社の商品をご紹介します。
イベントに先立ち愛知県内の施工業者、資材販売業者の有志で、
メイドイン愛知ワールドプロジェクト(Made in AICHI world project)が結成され、
当社もご縁がありメンバーの一員として参加させて頂く事となりました。
チェルシーフラワーショーでは幾つかの部門に分かれて、造園ガーデニングのブースが
期間限定で設けられ、審査が行われます。
事前に行われる厳しい書類選考や
今回の目玉となるウォーターフォールの試験を何度も試行錯誤を繰り返した末に、
無事出展協力する事が出来ました。
『HOME』は数多くの人々の力が結集して、実現しました。
当社の技術や資材も様々に協力し採用され、
初参加ながらフレッシュガーデン部門で見事にシルバー賞を受賞しました。
今回、私も開発部として初期から携り、このような機会を頂き、改めて商品開発が好きになりました。
ブース内で採用されている商品を順番にご紹介します。
初めに人工竹のパイオニア、グローベンの人工竹を使ったスクリーンフェンス。
当社の人工竹で一番人気の「燻(いぶし)丸竹」と質感の良い「極み竹」を融合した特注品、
すばらしいフェンスになりました。
次に、綺麗に水が流れおちるウォーターカーテン。水中ポンプ「Eco−X」を 使い、強化ガラスに流しています。
最後に中央で一番目立っている迫力満点のウォーターフォール。
通常のウォーターフォールとは異なり円柱形のまま綺麗に水が流れ落ちます。
どのようにしたら円柱形のまま水を落とす事ができるか?
苦労した分とてもやりがいがありました。
また、観覧された人たちから質問も多く関心が高かったのが水質の良さです。色々な水の演出以外に、ブースの中に循環用の貯水を兼ねた池があります。
この貯水スペースの水質維持はとても困難です。水性植物も共存しているので薬品処理もできません。
そこは、今現在グローベンが展開している池システム「ポンドテック」のシステムを使い、薬品を使わずに、キレイな水質を維持する事ができました。
短い準備期間でここまで数々の水のアートを表現するには、
施エスタッフ皆様の施工力は当然ですが、信頼性が高く施工性にも優れている資材が必要との事で
グローベンの防水シート「ポンドシート」や水中ポンプ「Eco-X」
ろ過システム「ポンドテック」を採用して頂きました。